市場カゴ 銘”KARGO" 岩手県一戸町

市場カゴ
当店のあだ名として勝手に、”KARGO"と名付けさせてもらっております。

竹の有名店、竹虎さんのYOUTUBEでも紹介されていました。
とてもわかりやすかったので共有させていただきました。

岩手ではよく採れる、市場カゴの素材、スズ竹が120年に1度の開花?のため、全て立ち枯れてしまい、素材自体が収穫できず、竹ひご自体を作ることが困難で、生産がストップしてしまっている模様です。
店主も現地に伺い、話を聞いてみましたところ、それが現実らしく、今現在は全国に販売できなくなってしまっている状況なのだそうです。。

市場カゴとは?

岩手県一戸町で作られている、昔から、例えば、築地なんかの板前さんや料理屋さんの食材仕入れに
活躍していた買い物カゴです。
現在では、ナチュラル系の女子なんかにも人気が出ていますが、店主的には男でもアリだと思い、
使い続けさせてもらっております。

が、この厳しい状況になってしまったという現実。ただでさえ、編み手の担い手不足も
懸念されていたのに、素材自体が収穫できなくなってしまうとは?!
現地で聞いた話だと、立ち枯れから元の状態に復活するには20年はかかってしまうのだそうです。
そんな状況で担い手が育つのか?も難しい状況。。。。。

本来は、刈掘庭巻(カルフォルニアロール)名義で、側を作り、
市場KARGO"として販売したかったので、2年ほどストックしておりました。
このタイミングで販売して良いのものか?悩みもしました。が、
本体のみ販売することにして、側はもう少し、再開発してから販売しようと考えております。



一戸地方の竹細工は、昔から全国的にも知られており、現在も減少してしまった
職人さん(おばちゃん)たちが頑張って手間をかけて生産しております。
現在この市場カゴは、この岩手一戸地方だけでしか作られておりません。安価なものは大体が中国製で、見た目も全然違います。
鈴竹を使った手間のかかる手工芸で、作り手は現在高齢化が進んでおり、担い手不足も問題になっているのです。
竹細工は昔は全国的に職人がいたのですが、現在では生産地方が限られてきており、東北、九州、信州くらいが世に出回っておりますが、陶芸に比べとても希少なものとなっているのは事実です。
この手間のかかる日本の竹細工製品をもっと価値ある存在にしなければ、担い手は育たないとも思われます。




サイズ 1サイズ(大)のみの販売
(本体)幅47センチ縦27センチ深さ25センチ
手作りの商品なので、1センチ前後の誤差があります。
また、上記の通り、現在素材が大変入手し難くなってしまったために、写真とは違って、
色味も物によってそれぞれです。ご了承ください。

22,000円(税込)

定価: 22,000円(税込)
在庫数: 売切御免!

SOLD OUT

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