ホッケーホウキ再入荷しました!(2023/05/21)
80cmと90cmと100cmがあります。
暮らし刈る(クラシカル)なホッケーホウキ。
出会いは、14年前の銀座松屋で催されていた「松屋手仕事販売所」
日本全国の手仕事で作られた道具を堪能でき、
その場で購入する事が出来るのが当時は珍しく魅力的なイベントでした。
その時、ふと立ち寄った箒屋さん。
一通り、ヘェーなんて眺めつつ、次のブースへ行こうとした瞬間!?
「うわぁっやばっ!!」直感でグッと来たホウキに出くわしてしまいました。
それが、この「ホッケーホウキ」
アイスホッケー用のスティックに箒が編まれている。
何だこの箒は!!まさに丘部好みな暮らし刈る箒じゃないか!!と。
高光俊信さんという自分の親父くらいの年齢の親父さんが作っている逸品でした。
レジスタント木村氏とのコラボ商品、「市場Kargo」しかり、
日本的であり、アメリカ的であり、
かつ伝統工芸を現代的にミックスさせるデザインというのか?
日本が得意とするミックスカルチャーを、
このホームセンターでもしっかりと提案して行きたい。
現代的”乙”な逸品とはまさにこのようなモノかと店主は思います。
実際に掃除をしてみて、改めて日本のホウキの使い勝手の良さを知りました。
岩手に移住して、今は毎日使っております。
高光さんの作るホウキは、ふわっと飛ばされやすいホコリも
静かに掻き集めてくれる使い勝手の良いホウキである事が実感しました。
ホウキキビを使用したオリジナルの編み方で編んでいるホウキなのです。
SIZE
80センチ (今回入荷)
90センチ (今回入荷)
100センチ (今回入荷)
110センチ
120センチ
130センチ
それぞれ自分の身長&手の長さに合わせたセレクトをお勧めします。
参考サイズ(店主、身長178センチだと、90cmが片手持ち、80cmだと少し腰が曲がります。
120センチだと両手持ちで少し短く感じます)
(注)ホウキはフックなど壁に吊るして保管する事をお勧めします!
また、一つ一つ手作りですので、同じものがありません。
気に入ったデザイン(柄)を間違わないようご購入お願い致します!
また、大型荷物送料となります。
高光俊信
1947年熊本市生まれ。高光太郎くんの親父。
九州産業大学を卒業し、そこで出会った紙造形の第一人者、柏崎栄助氏に師事。紙の造形活動を行う。
1974年、国際ロータリー財団学生として、イギリスレスターポリテクニック学院に留学。
陶磁器ガラスコースにて、吹きの技術を学ぶ、当時ではかなり難しかった留学を経験。
1979年、熊本市にオープンスタジオを開設。
1992年、くまもと21ファンドの助成を受け、熊本アートウィークインモンタナを企画実施。
1990年、金属の造形活動を始める。
1994年、南阿蘇にASOギャラリーを開設。
1996年、熊本伝統工芸館の奨学金で、アメリカノースカロライナ、ジョンキャンベルフォークスクールにて、鍛金の基礎を学ぶ。ともに、アメリカのほうきの編み方も学ぶ。
とにかく、このおじさんは、10年を軸に、様々な素材を使って、造形活動を続け、高光のおっちゃんらしい、
オリジナルな作家活動を続けている。
南阿蘇にあるASOギャラリーでは、毎週末、モノ造り学校を開設。鉄や、ほうきや、アクセサリー、ガラス工芸を教える活動
を実施している。
オープンスタジオのサイトはコチラから
11,000円(税込)
VALLICANSとは、アタマを刈り上げる理容器具、和製仏語「バリカン」から名付けた屋号である。 本来はフランスの製作所「Barriquand et Marre」という製作所の理髪器具が日本に輸入されてきた当時に、ローマ字呼びで名付けられたのが「バリカン」の始まりなのだそうだが、そのスペルをそのまま採用するのはカッコ悪いと、アメリカンチックな当て字に変更したのが「VALLICANS」と命名した由来である。
当初、「アタマを刈り上げた輩が稲も刈り取る”農園芸刈込集団」という駄洒落的コンセプトから始まり、実際にお揃いのチームウエアを着込み、コンバインを操縦してみたり、都会の街でのゲリラガーデニングを行って来たが、結局のところ、頭を刈り上げた面白いキャラクター性を持ち合わせた個性ある人々が集まった
ただ、「アタマを刈り上げた輩の呑みの集団」なのであった。
でもそれだけじゃあ折角の特色ある仲間うちが集まっても意味が無いと、様々な職種の人間が所属するバリカンズの仲間内で、一緒にクリエイティブな仕事を共有する事も多くなりつつある今、言わば“フリーの労働協同組合”と名乗った方がふさわしいのではないか!という事に気付いたのだ。
ならば、我々VALLICANSのメンバーそれぞれの職を活かした技術や、センス、感覚をカタチにしたプロダクトを世に送り出す“へうげた”バリカンズ的SELECT SHOPをOPENする事と成り候!
その名も「HOMECENTER VALLICANS」である。
ホームセンターみたいに、様々な暮らしの道具をちょこちょこ揃えていく予定であります。荒物屋さんの方が近いのかな?
HOMECENTER VALLICANSを今後とも夜露志九お願い致し候!
店主 新田丘部