熊本のクラフトショップ「OPEN STUDIO」
の高光俊信さんが作られている、紙のちりとりを入荷しました。
俊信さんは、鉄工から始まり、木工、ガラス、
と10年単位で素材を変えて、
創作活動を続けてきました。
その中でも変わってるなあと感じたのが、紙の10年。
その中でも気に入ったのがこの紙のちりとりでした。
岩手で暮らすようになり、掃除機もない我が家は、毎日放棄で掃除をしております。
ホッケーホウキで室内を掃き、小さな箒で薪ストーブ周りを掃き掃除する毎日です。
そんな中で最重要なのが、ちりとり。
掃き集めた細かい塵を残さず掬い取れる優れたちりとりが必要なんです。
いつのころからか?プラスチック製の道具はなるべく買わなくなってしまった店主に
とってプラ製以外の良いちりとりを探すのは大変でした。
てか、選択肢がないんです。ホウキはたくさんあっても、良いちりとりって意外と少ない!
紙のちりとりってことで、初めは躊躇しました。
もっと頑丈な塵取りが欲しい。でもそれはそれで使いにくいんです。
ホウキ同様、チリトリも繊細でないと使えないんですねえ。
で、結果、このちりとりに治りました。
製品情報 ご自身で組み立てる仕様なので、平面です。
色 赤、紺、オレンジ
型 四角型、丸型
サイズ w195×d175×h45mm(平面サイズ:267×327mm)
生産国 日本
660円(税込)
VALLICANSとは、アタマを刈り上げる理容器具、和製仏語「バリカン」から名付けた屋号である。 本来はフランスの製作所「Barriquand et Marre」という製作所の理髪器具が日本に輸入されてきた当時に、ローマ字呼びで名付けられたのが「バリカン」の始まりなのだそうだが、そのスペルをそのまま採用するのはカッコ悪いと、アメリカンチックな当て字に変更したのが「VALLICANS」と命名した由来である。
当初、「アタマを刈り上げた輩が稲も刈り取る”農園芸刈込集団」という駄洒落的コンセプトから始まり、実際にお揃いのチームウエアを着込み、コンバインを操縦してみたり、都会の街でのゲリラガーデニングを行って来たが、結局のところ、頭を刈り上げた面白いキャラクター性を持ち合わせた個性ある人々が集まった
ただ、「アタマを刈り上げた輩の呑みの集団」なのであった。
でもそれだけじゃあ折角の特色ある仲間うちが集まっても意味が無いと、様々な職種の人間が所属するバリカンズの仲間内で、一緒にクリエイティブな仕事を共有する事も多くなりつつある今、言わば“フリーの労働協同組合”と名乗った方がふさわしいのではないか!という事に気付いたのだ。
ならば、我々VALLICANSのメンバーそれぞれの職を活かした技術や、センス、感覚をカタチにしたプロダクトを世に送り出す“へうげた”バリカンズ的SELECT SHOPをOPENする事と成り候!
その名も「HOMECENTER VALLICANS」である。
ホームセンターみたいに、様々な暮らしの道具をちょこちょこ揃えていく予定であります。荒物屋さんの方が近いのかな?
HOMECENTER VALLICANSを今後とも夜露志九お願い致し候!
店主 新田丘部