岡部好み

HORIMOKU 野外蕎麦猪口用 銘””漆重ね” 


岩手県盛岡市にある家具屋さんHolzのオリジナル、蕎麦猪口セットになります。
キャンプ用の蕎麦猪口として提案させてもらいます。
今回はプレートを漆バージョンにしました!

岩手県内の塗師(内記友和 氏)に依頼し漆で仕上げているそうです。
(上塗りは浄法寺漆を使用)国産漆といえば、岩手の浄法寺なのです。
世に出回っている漆は大概が中国産、国産の漆は貴重で高級なのです。

店主もキャンプをやっていて、よく麺類を食べますし、岩手では
中華ザルといって、中華麺をざるそばのように食べる習慣があります。
蕎麦猪口に薬味用の小皿を重ねれば、まさに蕎麦スタイルが確立できます。
家でももちろん、野外でのスタイルにも最適かと思います。
キャンプなどで、付け醤油用の小さな小皿があると意外と便利なんです。
そんな使い方がいいなと。
重ねられるから収納も調子がいいです。
(巾着MESHがいいですよ)


下記 Holzさんからの説明。
『イメージは昔ながらの喫茶店や食堂やレストランなどで、たぶん誰しもが一度は見た事のあるような馴染みのカタチ。素材はガラスだったりプラスチックだったり、現在は陶磁器のものなども見かけます。
そんな一見普通のカタチを一からフラットな目線で見直し、岩手県の木地師(horimoku)と共に試作を重ね、木で制作しました。温かい飲み物も冷たい飲み物もどちらも普通に使える日常のコップですが見慣れたカタチなだけに逆にとても新鮮な雰囲気に仕上がりました。またその軽さや機能性から山やキャンプなどアウトドアでの使用でも重宝されております。普通の重ねれるコップなので『kasane kop』と名付けました。』

応量器のような物なので、スタッキングにも向いているから、それこそ山登りでもキャンプでも使いやすいかと思われます。
また、樹種が広葉樹なので、改めて惚れ込んでおります。
店主も、広葉樹の林業を今現在学んでいるからです。
日本中どこにでも生えている、広葉樹なのだけれど、
木材としての流通は実はそこまで多くないことがわかりました。
広葉樹の樹木は覚え切れないほどたくさんの種類があって、個性も様々。
欅や山桜はポピュラーな方ですが、さらに様々な樹種があるんです。
木地に向いている樹種も、ミズメザクラやイタヤカエデなど他にもまだあるみたいです。

店主も林業という世界に足を踏み入れてしまったので、
今後もっと様々な広葉樹種の製品を取り扱っていきたいと思っております。

【 樹種 / size 】
( base / 山桜 ) φ67 × h60 mm 容量 : 約140㎖
( plate /山桜 ) φ67 × h22 mm 漆

注意)あくまでもセットでの販売です。
バラにしての販売は対応できません。
木の種類によって、色や柄に多少の個体差がありますことをご理解お願い致します。

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VALLICANSとは

VALLICANSとは、アタマを刈り上げる理容器具、和製仏語「バリカン」から名付けた屋号である。 本来はフランスの製作所「Barriquand et Marre」という製作所の理髪器具が日本に輸入されてきた当時に、ローマ字呼びで名付けられたのが「バリカン」の始まりなのだそうだが、そのスペルをそのまま採用するのはカッコ悪いと、アメリカンチックな当て字に変更したのが「VALLICANS」と命名した由来である。

当初、「アタマを刈り上げた輩が稲も刈り取る”農園芸刈込集団」という駄洒落的コンセプトから始まり、実際にお揃いのチームウエアを着込み、コンバインを操縦してみたり、都会の街でのゲリラガーデニングを行って来たが、結局のところ、頭を刈り上げた面白いキャラクター性を持ち合わせた個性ある人々が集まった
ただ、「アタマを刈り上げた輩の呑みの集団」なのであった。

でもそれだけじゃあ折角の特色ある仲間うちが集まっても意味が無いと、様々な職種の人間が所属するバリカンズの仲間内で、一緒にクリエイティブな仕事を共有する事も多くなりつつある今、言わば“フリーの労働協同組合”と名乗った方がふさわしいのではないか!という事に気付いたのだ。

ならば、我々VALLICANSのメンバーそれぞれの職を活かした技術や、センス、感覚をカタチにしたプロダクトを世に送り出す“へうげた”バリカンズ的SELECT SHOPをOPENする事と成り候!

その名も「HOMECENTER VALLICANS」である。
ホームセンターみたいに、様々な暮らしの道具をちょこちょこ揃えていく予定であります。荒物屋さんの方が近いのかな?
HOMECENTER VALLICANSを今後とも夜露志九お願い致し候!

店主 新田丘部

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