ベルトループ式のボンデッジデニムニッカを新たに作りました。
ブランド的に、これが最上級のデニムニッカボッカーズだと位置付けております。
今回も色落ちしにくいデニム素材を採用。
色落ちしたデニムがかっこいいと思われる人も多いかと思われます。
個人的には、色落ちしていないデニムの方が都会的な印象で、
テクニカルなウエアと合わせやすく、
街のスタイリングにも馴染むので好きなんです。
しかしこの色落ちしにくい”反応染”と呼ばれる、化学反応を利用した
特殊技法で染められた”リアクティブデニム”は大変高価なのです。
しかしながら、このニッカパンツ自体が、
元々、縫製箇所が格段に多かったり、少量生産なのにアウトドアウエアばりに
いろんな生地を採用して作ってもらっているため、より価格が高くなっているのです。。
(アウトドアウエアは1本あたり何千何万という数を生産するから
あの価格で収まっています)
今までが安すぎたと言っても過言ではない製品なのです。
しかし、今回の一本は、かなり良い仕上がりで、
やっとお気に入りの一本を作ることができたなあと実感しております。
ウェイビングベルトタイプから、ベルトループ式に変更した理由は、
ウエイビングベルトだと履いているうちに、少しづつずれ落ちてきて、
閉め直しが多かったからです。腰ベルトを巻いて
作業をしていると尚更なんです。
(あくまでも店主の見解)
ループ式にしてからその(締め直す)微調整は無くなりました。
また、スタイリング的に、ベルト式の方が、シャツをインしたり、
正装するにももってこいなので、コーディネイトの幅が増えるというのが、
主な理由です。
なので、このデニムニッカは、作業用というよりも、
TPO的に正装パンツという認識でおります。
(あくまでも店主の見解)
ピシッと白いスタンドカラーシャツ着て、このボンデッジニッカを履き、
シャツ裾をINして、黒い革ベルトで閉める。半纏を羽織って、ハットを被る。
ここで、革靴でもいいんですが、本来ならかっこいい足袋靴があれば、
それを履いた方が、日本的ニュースタイルでかっこいいのになと
いつも思っています。かっこいい足袋靴が欲しい。
補足説明
左後ろポケットをスマホ専用ポケットにして、そのまま座っても
スマホをお尻で踏まないように端に設置。
サイズXSレディス向け
S,M,L,XLメンズ向け
サイズチャート
XS W70H111,7股上24,95股下70膝巾16,41裾巾11,5
S W76H119.5股上25.6股下70膝巾19.9裾巾14.8
M W80H123.5股上26.6股下72膝巾20.9裾巾15.8
L W84H127.5股上27.6股下74膝巾21.9裾巾16.8
XL W88H131.5股上28.6股下76膝巾22.9裾巾17.8
参考サイズ(店主178センチ74キロ 中肉中背 Lサイズdeath)
27,500円(税込)
VALLICANSとは、アタマを刈り上げる理容器具、和製仏語「バリカン」から名付けた屋号である。 本来はフランスの製作所「Barriquand et Marre」という製作所の理髪器具が日本に輸入されてきた当時に、ローマ字呼びで名付けられたのが「バリカン」の始まりなのだそうだが、そのスペルをそのまま採用するのはカッコ悪いと、アメリカンチックな当て字に変更したのが「VALLICANS」と命名した由来である。
当初、「アタマを刈り上げた輩が稲も刈り取る”農園芸刈込集団」という駄洒落的コンセプトから始まり、実際にお揃いのチームウエアを着込み、コンバインを操縦してみたり、都会の街でのゲリラガーデニングを行って来たが、結局のところ、頭を刈り上げた面白いキャラクター性を持ち合わせた個性ある人々が集まった
ただ、「アタマを刈り上げた輩の呑みの集団」なのであった。
でもそれだけじゃあ折角の特色ある仲間うちが集まっても意味が無いと、様々な職種の人間が所属するバリカンズの仲間内で、一緒にクリエイティブな仕事を共有する事も多くなりつつある今、言わば“フリーの労働協同組合”と名乗った方がふさわしいのではないか!という事に気付いたのだ。
ならば、我々VALLICANSのメンバーそれぞれの職を活かした技術や、センス、感覚をカタチにしたプロダクトを世に送り出す“へうげた”バリカンズ的SELECT SHOPをOPENする事と成り候!
その名も「HOMECENTER VALLICANS」である。
ホームセンターみたいに、様々な暮らしの道具をちょこちょこ揃えていく予定であります。荒物屋さんの方が近いのかな?
HOMECENTER VALLICANSを今後とも夜露志九お願い致し候!
店主 新田丘部